2016年07月25日

子ども青少年局との100人懇談会を行ないました(2016/07/19)

20160719-1.JPG


横浜学童保育連絡協議会は7月19日(火),横浜開港記念会館(横浜市中区)で横浜市子ども青少年局との100人懇談会を行ないました.
100人懇談会は,毎年7月下旬に行われる横浜市子ども青少年局放課後児童育成課(通称:担当課)との懇談会で,次年度の学童保育予算をより充実させてもらうことを目的としたもので,私たち学童保育の保護者・指導員が抱える問題,要望を直接行政に届けることができる非常に重要な懇談の機会です.
放課後児童健全育成事業の条例施行から1年4ヶ月が経過したこの日.各クラブの実情を訴えるために,会場は98人の学童保育に関わる保護者,指導員が駆けつけました.

懇談会は市連協・奥山会長の挨拶に始まり,斎藤放課後児童育成課長から出席職員の紹介が終わると待ちかねたように各ブロックから次々と発言が続きました.
「施設問題」では,「耐震問題をクリアしていないので移転したいが補助金が少なく,自己資金もないために移転ができない」「物件がなく困っている.分割移転に対しても市は責任を果たしていない」「自前施設は補修したくても補助がないため,すべて保護者負担となり苦しい」などの声が続きました.また「猶予期限最終年は移転申請が集中することが予測され,場合よって予算がつかない可能性があると聞いた.事業計画を延長してほしい」という声も複数ありました.

分割移転問題同様,多く聞かれたのは指導員の問題です.
待遇改善を求める声は保護者・指導員の両者から出されましたが,「指導員の配置」に関しても悲痛な声が聞かれました.
「新制度では,開所時間を通して有資格者の配置が求められているため,常勤指導員が長時間労働を強いられてしまう」という訴えは切実です.
施設管理の責任からも常勤指導員にかかる負担は大きく,夏の保育の過酷さに拍車がかかります.

また,キッズとの利用料を含め,あまりにも大きい保護者負担の格差を指摘する声も複数ありました.
「補助金は上がった面もあるが,同時に保護者負担も増加している.保育料の値上げか指導員賃金引下げしか手は残っていない.キッズとの格差をなくすことを真剣に取り組んでほしい」という声も.
学区内のクラブが定員いっぱいで入所が叶わなかった,というお母さんからは,「子どもを安心して任せられるところを探して転々とし,最終的に受け入れてくれるクラブに出会うことができたが,一人の社会人として仕事を続けていきたい.子育てできる環境を作ってほしい」と切々と訴えました.

20160719-3.JPG


今,新制度の問題点は時間とともに深刻な状況を生んでいます.
定員問題や耐震から分割・移転を余儀なくされるも,これからのキッズの全校展開がどのような影響を与えてくるか先が見えない状況の中で,今後の方向を決められずにいるクラブも多く存在しているところから,引き続き担当課への働きかけが非常に重要になってきます.
署名運動も含め,短期的な運動の盛り上げと中長期的な運動の方向を見定めていかなければなりません.

懇談の最後に,各クラブから集められた,500通を超える意見を集約した2017年に対する予算要望書を提出しました.
posted by yokohama_gakudo at 18:06| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする