2017年02月08日

第35回横浜学童保育研究集会を開催しました

2017年1月29日(日),戸塚公会堂・戸塚フォーラムを会場に第35回横浜学童保育研究集会を開催しました。
今回の研究集会は,認定資格研修と重なったにもかかわらず,400名を超える参加がありました。
午前はサトシンさんの世界につつまれ,午後はテーマ別に11の分科会で興味や関心のあるものに分かれ交流の一日を終えました。

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オープニングは,中田おひさま・中田東たいよう・中田南さんさん・立場はればれの兄弟4クラブによる和太鼓の演奏です。
インフルエンザで欠席をしなければならない児童もいたようですが,力強い演奏に会場から大きな拍手が送られました。

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小雀つくしんぼうクラブはけん玉ダンスのお披露目です。
一心にけん玉をする子どもたちのダンスに合わせて会場は大きな手拍子…この日のために一生懸命に練習を重ねてきたことがそのパフォーマンスから伝わってきました。

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全体会講演は絵本作家サトシンさん― お話でつながる。心と心。
サトシンさんは絵本作家として活躍中ですが,その話法は非常にユニークで,PCを駆使し,映し出された自身の絵本を歌と語りで読み進めるというもの。
奇抜な進行に会場は一瞬??に包まれますが,巧みな流れにあっという間に引き込まれて行きます。
「ながいでしょうりっぱでしょう」は,ゾウの鼻,ヘビの体,ダチョウの足,ウサギの耳…ニワトリの?鳴き声!それぞれにみんな立派な,自慢できるものが必ずある。だからみんな違っていてもいい,と思えるところから自己肯定感が埋められて行く,ということをこの絵本から教えていきます。
ご自身,子どもの頃人と同じことが出来ずにいたが,自分で思いついたことを自分の言葉で表すことがすごく楽しかった。
「自分らしさ」というものを自分で気づいていた。
だから今の道を歩くことが出来た,と振り返られています。
そして「相手」のことを考える,想像することが出来ることが大切,と説きます。
そうした心を育てていくことがサトシンさんの絵本の絵の中に,そして一見とりとめのないストーリーの中に思いっきり詰まっているのだと感じました。
そして「あるひいつものがくどうで」の絵本には驚かされます。始めて学童に入所した二人の女の子が,ちょっとずつお姉さん上級生と親しくなる様子。
ママやパパがお迎えに来た時の様子を通して指導員との距離を詰めていく様子,おやつの様子,みんなで計画して楽しんで運動会を作っていく様子…そうした学童保育の日常の様子が見事に映し出されて行きます。
昨年の全国学童保育研究集会に合わせて作られたそうですが,どんな学童保育の入門書にも優るような絵本で,必見の書です。
今,日本の文化である昔話があやふやになりつつある現在,何とかしようと物語に曲をつけて歌い,何とCD化されて四月の後半には発売されるというから楽しみです。
決して上品ではない語り口(ゴメンナサイ)とは違い,本当に心温まる講演でした。
posted by yokohama_gakudo at 17:53| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする